豊洲問題 疑問に答えます


なぜ豊洲市場がこんなにもめているの?

石原知事と自民・公明が土壌汚染地への移転を強引に進めた事が原因です

 そもそも、深刻な土壌汚染地であることがわかっていながら東京ガス工場跡地に、築地市場を移転しようとしたことが諸悪の原因です。

 豊洲の東京ガス工場跡地は、市場を移転するには土地を相当深いところまですべて取り替えなければならないような汚染地でした。日本共産党都議団は、このようなケタ違いの土壌汚染を取り除くことは不可能だとして、この上に市場を建設することに当初から一貫して反対してきましたが、結果は、860億円以上のお金と10数年間の時間をかけたにもかかわらず、共産党が警告した通り、いまだ深刻な汚染が残っています。

 反対の声を無視して、強引にすすめた石原知事と自民党、公明党の責任は重大です。


豊洲市場は「地上は安全」と聞きましたが?

地上も危険。市場の移転はとんでもないことです

 「地上は安全だ」と専門家会議の平田座長が言ったことが一部に流布されました。しかし、その日に発表された専門家会議の資料には、「将来想定されるリスク」として、地下水から気化した水銀、ベンゼン、シアンを含むガスが地下空間を通じて1階部分へ上がってくるリスクが明記されています。汚染が上がってきたら甚大な被害が起きます。地上も安全ではないのです。


築地では衛生面で問題ありと聞いたけど?

80年の歴史で安全が証明されています。老朽化は必要な対策をとればすむ話です。改修を怠ってきた自民・公明の責任です

 確かに施設の老朽化や破損は進んでいますが、それでも汚染事故や食中毒などは起こしていません。この16年間、十分な改修をサボってきた石原知事以来の3代の知事と自民党・公明党の責任こそ重大です。


築地の再整備はできるの?

技術的にも財政的にも、十分可能です

 都の市場問題プロジェクトチームも、設計から完成まで7年間、工事費734億円の再整備案を示しています。それによれば、築地での営業を継続しながら改修と建て替えを進め、耐震・防火・衛生管理などの機能を高めるとしています。他にも様々な再整備案が検討されており、日本共産党は都民と専門家、市場業者が知恵をあわせ再整備案を作ろうと提案しています。


豊洲に6000億円もつぎ込んだのだからもったいないのでは?

都民の命と健康がかかった問題です。豊洲移転すれば、さらに際限なくお金がかかります

 いくらお金をかけても、安全が保証できない場所に生鮮市場を移転するわけにはいきません。移転してしまった後で問題が起こったら、取り返しがつきません。子どもたち、孫たち、将来の世代のために、食の安全を最優先に、私たちが責任をもって判断しなければならない問題ではないでしょうか。

 さらに豊洲市場の建物下には「盛り土」もないため移転にはさらなる汚染対策が必要となります。そこにかかる費用もまだ不明で、これまでの豊洲談合疑惑の経緯からみても際限なく膨張する危険もあります。こんなお金の使い方はやめさせようではありませんか。


築地となったら豊洲はどうなるの?

生鮮食品市場以外なら使える土地です。みんなで考えましょう

 日本共産党は、都民と専門家、市場業者が知恵と力をあわせて考えようと提案しています。


移転しないと市場の業者がかわいそう?

市場業者の多くは築地で続けたいと思っています。

 築地の女将さん会の署名運動の結果、水産仲卸業者の約7割が移転に反対を表明しています。労働組合の委員長も断固反対を表明しています。築地で働く人の多くは築地現在地の整備こそ未来があると思っています。

 (2017年5月11日、日本共産党東京都委員会)

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